「おしゃれは足元から」と言われ、どんなにおしゃれな服を着ていても、靴が合っていないと、かっこ悪くなってしまうでしょう。
そんなファッションにおいて重要な靴ですが、ちょっとしたポイントを知っておくだけで、おしゃれに見せることができます。
今回は、色彩学の知識をもとにスニーカーの色の選び方について紹介していきます。
ダサくならないために外せないポイント、色の与える印象を紹介していくので、より魅力的なファッションをしていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
・白メインのスニーカーが一番使いやすいからメイン利用におすすめ
・トップスと同じ色のスニーカーを選ぶとまとまりやすい
・色のコツを覚えてアクセントとして使えるスニーカーがあるとよりおしゃれに
ファッションの色の基本知識
スニーカーの色の選び方を紹介していくにあたって、まずはファッション全体としての色の知識を紹介していきます。
色彩学から、以下の2点だけ守っておくことで、少なくともダサくはならないので、ぜひ参考にしてみてください。
・基本は3色に抑える
・色の強弱を意識する
基本は3色に抑える
ファッション全体として、3色以内に抑えることでおしゃれに見えると言われています。
極端におしゃれな人は少し違うかもしれませんが、基本的に幅広くおしゃれと思われる好印象なコーディネートをしている方は、3色以内に抑えていることが多いです。
よほど自信がある方でない限り、3色以内に抑えることをおすすめします。
またその3色も、「白、黒+1色」といった合わせ方が一番まとまって、シンプルなおしゃれができるでしょう。
色の強弱を意識する
細かいところまでこだわるとまた変わってきますが、基本的にはトップスとパンツで色の強弱をつけた方がまとまりやすいです。
上下黒系や上下白系などとするより、黒パンツに白シャツや濃いめのネイビーデニムにライトグレーのパーカーなど上が薄めの色なら下は濃いめ、上が濃いめの色なら下は薄めにしていくとまとまりやすいでしょう。
スニーカーの色の選び方
ここからは、スニーカーの色を選んでいく際、どういった点に注目すれば後悔しないかという内容を紹介していきます。
ポイントは以下の3つで、それぞれ具体的に紹介していくので、スニーカーの色で迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
・幅広く使いたいのであれば、白メインがおすすめ
・トップスの色と合わせる
・服装と合う色を選ぶ
幅広く使いたいのであれば、白メインがおすすめ
一番色んな服装に使いやすいのは、白メインのスニーカーです。
黒も使いやすいですが、男性のファッションは暗くなりがちで、服装も黒やネイビー中心、靴まで黒となると、印象も暗い人となってしまうこともあります。
白だと汚れが目立ってしまうというデメリットがありますが、防水スプレーをすることで、防ぐことができるでしょう。
さらには意外と靴を見ている人は多いので、逆に汚れが目立つからこそ普段から気をつけようとなり、印象を上げることもできます。
メインで使うスニーカーを探している、どんな服装でも合うスニーカーが良いという方は、白メインのスニーカーがおすすめです。
トップスの色と合わせる
色々考えるのが面倒という方は、トップスの色と合わせたスニーカーを選ぶことをおすすめします。
基本的にトップスと同じ色であれば、靴でダサくなることはありませんし、むしろ非常にまとまりやすくなるでしょう。
離れた部分に同じ色を使うことで、服装にまとまりが出るので、パンツよりトップスの色と合ったスニーカーがおすすめです。
服装と合う色を選ぶ
少し難易度が上がりますが、色には相性というものがあります。
ここでは色の相性までは紹介しませんが、もし色が付いたスニーカーが欲しい場合は、色の相性を調べ、ご自身の服装と合いそうかをチェックしてみてください。
色が合わないと、いくらそれ以外を頑張ってもどこかあか抜けない印象になってしまうので、色付きのスニーカーを検討している際は、しっかり確認していきましょう。
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色別の印象と、服装との合わせ方
ここからは、スニーカーの色別に特徴や服装との合わせ方などを紹介していきます。
何色のスニーカーを買おうか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
白スニーカー
白スニーカーの魅力や印象は以下の通りです。
- さわやかな印象
- 一番どんな服にも合わせやすい
- ものによってはちょっと汚れやすい
白スニーカーは、本当に色んな服装に合わせやすく、さわやかな印象があるので、非常におすすめです。
メインで使うスニーカーとして1足持っておくといいでしょう。
ものによっては汚れやすいものもありますが、防水スプレーを使っていくことで、防ぐことはできます。
黒スニーカー
黒スニーカーの魅力や印象は以下の通りです。
- 男らしいかっこよさがある
- 種類がかなり豊富
- 服装が無難になりがち
黒は、男らしさがある色と言われているので、かっこいいおしゃれができるようになります。
さらには、どのブランドも黒のスニーカーを出していて、色んな種類があるのも魅力でしょう。
ただ男性のファッションに合わせるには、少し工夫しないと無難になってしまいがちなので、注意が必要です。
紺スニーカー
紺スニーカーの魅力や特徴は以下の通りです。
- 黒とは一味違った魅力がある
- 知的で落ち着いているイメージがある
- 使いこむと薄くなってしまうものも
紺は濃い色なので黒っぽいですが、黒とは一味違った人とは少し違うコーディネートを作っていくことができます。
また紺は、知的で落ち着いているという印象がある色なので、落ち着いた好印象なコーディネートを作っていけるでしょう。
ただ、ものによっては使いこんでいくと色が薄くなってしまい、本来の魅力を少し失ってしまう場合もあるので、注意が必要です。
青スニーカー
青スニーカーの魅力や特徴は以下の通りです。
- さわやかな印象がある
- カジュアルファッションと相性が良い
- 実は合わせるのが少し難しい
青はとにかくさわやかな印象があり、青×白のコーディネートは、モテカラーとまで言われています。
主にカジュアルファッションとの相性が良いものが多く、休日用として活躍してくれるでしょう。
合わせるのもそこまで難しいわけではありませんが、白や黒のスニーカーと比べると少し難しく、注意が必要です。
服装にもよりますがメイン利用は避けることをおすすめします。
赤スニーカー
赤スニーカーの魅力や特徴は以下の通りです。
- アクセントになる
- 意外と色んな服装に合わせやすい
- 外すと大惨事に
赤スニーカーの魅力は、何と言ってもアクセントになることでしょう。
細いものでも存在感があり、無難な服装を華やかにしてくれます。
また、黒や白、ベージュとも相性が良いので意外と色んな服装に合わせやすいのも嬉しいポイントです。
ただ、外すとかなりダサくなってしまうので、白黒などのシンプルな服装に使うことをおすすめします。
緑スニーカー
緑スニーカーの魅力や特徴は以下の通りです。
- 落ち着いたリラックスコーデが作れる
- 数が少なくかぶりにくい
- 少し野暮ったい印象になってしまうことも
緑は、自然をイメージしたナチュラルなリラックス感がある色です。
スニーカーとしてはかなり珍しいので、被ることが少なく、大人数の予定でも使いやすいのも魅力でしょう。
ただ靴に個性が強い分、うまく使わないと、ダサくなってしまうので、ちょっとセンスは必要なスニーカーです。
黄スニーカー
黄スニーカーの魅力や特徴は以下の通りです。
- さわやかなアクセントになってくれる
- 服装全体が少し明るい印象になる
- 合わせ方によっては子供っぽくなってしまう
黄スニーカーもアクセントになってくれますが、さわやかで元気なアクセントとして使うことができます。
そのため服装全体も少し明るい印象になり、親しみやすい雰囲気を作ってくれるでしょう。
ただ子供っぽくなってしまうこともあるので、よほど自信がない限り子供っぽいとされる短パンや可愛いTシャツなどと合わせるのはおすすめできません。
まとめ
今回は、色彩学の知識をもとにスニーカーの色の選び方を紹介しました。
簡単にまとめると、スニーカーは以下のように集めていくと、非常に使いやすいです。
- 1足目(メイン利用)
→白メインのスニーカー - 2足目(サブ利用)
→よく着るトップスの色に合わせたスニーカー - 3足目(たまに使う)
→アクセントになる赤や黄色のスニーカー
靴は、自分が思っているより相手に大きな影響を与えるので、ぜひ色々チェックしてみてください。