本革製のスニーカーは、しっかり手入れをしていくことで綺麗に長く使うことができます。
味が出るのも魅力ではあるものの、やはりある程度手入れをしていかないと味というよりはボロい印象になってしまうので、その点でも手入れはした方が良いでしょう。
今回は、そんなレザースニーカーの手入れについて紹介していきます。
10年以上靴の手入れをしてきた経験から、実際の手入れ方法はもちろん、頻度やレザースニーカーを長く使える方法についてまで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
レザースニーカーの手入れ方法
さっそくスニーカーの手入れ方法について紹介していきます。
「用意するもの」「手入れ方法」「手入れの頻度」に分けて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
用意するもの
レザースニーカーの手入れで用意するものは以下の通りです。
- 乾いた布(タオルでも可)
- メラミンスポンジor手入れ用消しゴム
- レザークリーナー
- レザークリーム
- ブラシ(なくても良いもののあるとかなり便利)
手入れ方法
レザースニーカーの手入れ方法をまとめると以下の通りです。
ひもを取り乾いた布で全体を拭く
↓
メラミンスポンジor手入れ用消しゴムでスニーカーのゴム部分をこすって汚れを落とす
↓
レザークリーナーを布につけ、スニーカー全体をなでるように優しくこすっていく
↓
30分ほど放置した後、クリームを全体に薄く伸ばす
↓
風通しが良く直射日光が当たらないところに放置
それぞれ詳しく紹介していきますので、しっかり確認していきましょう。
ひもを取り乾いた布で全体を拭く
まずは、こまかい汚れやほこりを落とすために、スニーカーのひもをとり、乾いた布で全体を拭いていきましょう。
普段そこまで手入れをしていないと、しっかり拭くだけでもある程度は綺麗になります。
また汚れやほこりが残ってしまっていると、クリームも入りにくくなってしまうので、全体をしっかり拭いていきましょう。
メラミンスポンジor手入れ用消しゴムでスニーカーのゴム部分をこすって汚れを落とす
スニーカーのゴム部分の汚れは、メラミンスポンジや手入れ用の消しゴムで落とすことができます。
手入れ用消しゴムは、ABCマートのようなスニーカーショップから、ダイソーでも取り扱っているので、持っておくことでよりスニーカーを綺麗にすることができます。
レザークリーナーを布につけ、スニーカー全体をなでるように優しくこすっていく
しっかり汚れを落とすためには、レザークリーナーが必須です。
こちらもネットでの購入はもちろん、靴屋さんや東急ハンズ、ロフトといった雑貨屋さんにも売っているので、大切なスニーカーを綺麗に履きたい方は、手に入れていきましょう。
やり方としては、布に数滴とり、スニーカーを優しくなでるように少しずつ伸ばしていくことがポイントです。
30分ほど放置した後、クリームを全体に薄く伸ばす
クリーナーがある程度乾いた上でクリームを塗っていくのが良いので、30分ほど放置した後にクリームを塗っていきましょう。
こちらも靴屋さん、東急ハンズやロフトなどの雑貨屋さんで手に入れることができます。
ものにもよりますが、片足あたり米粒2個分くらいの量で、薄く伸ばしていくことがポイントです。
クリームは、革にしっかり浸透させて乾燥を防ぎ、ひび割れなどを防げるので、薄くしっかり伸ばしていくことが大切です。
風通しが良く直射日光が当たらないところに放置
手入れをしたら、風通しが良く、直射日光の当たらないところに置いておきましょう。
基本的にスニーカーの保管場所として、上記の2点が大切です。
手入れの頻度
頻度は汚れが気になったら行うという形で大丈夫ですが、しっかり長く使いたいと考えた場合、2~3ヶ月に1度程度がおすすめです。(週2着用目安)
細かくついた汚れを拭くことはこまめにしていった方が良いですが、あまり高頻度でクリームを入れてしまうと悪影響になってしまう場合もあります。
レザースニーカーを長く綺麗に使うポイント
ここからは、普段の行動でレザースニーカーを長く綺麗に使えるポイントについて紹介していきます。
保管方法や履き方まで紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
直射日光が当たらず、通気性の良い場所に保管
直射日光や湿度の高いところで保管をすると、スニーカーは傷んでしまいます。
そのため、スニーカーの保管場所として「直射日光が当たらない」「通気性が良い」というのは必須で守っていきましょう。
注意点としては、シューズボックスに扉がついている場合、通気性が良くないこともあるので、靴を脱いですぐにしまわないのと、乾燥材を入れておくことが大切です。
汚れが付いたらこまめにふき取る
泥や擦れるなどで汚れがついてしまったら、出来る限り早くふき取りましょう。
汚れは残しておくとしみついて取れにくくなってしまうので、可能であればその日にふき取ってしまうのが良いでしょう。
汚れが染みつくと痛みにもつながる可能性があるので、こまめにふき取るようにしていきましょう。
極端なガニ股や内股を直す
ガニ股もしくは内股だと、ソールが偏って減ってしまいスニーカーの寿命が短くなってしまいます。
体のバランス的にも良くない可能性が高いので、極端なガニ股や内股は直していきましょう。
主にソールが外側(右足の右側、左足の左側)から減るとガニ股、内側(右足の左側、左足の右側)から減ると内股なので、逆を意識すると少し対策ができます。
靴のソールの減りが極端な方は、自分の体を大切にするためにも、歩き方を見直してみても良いでしょう。
水洗いは慎重に
そこまで神経質になる必要もありませんが、基本的にはレザーは水に弱いです。
もちろんスニーカーなので、水洗いすることもあるかとは思いますが、あまりに高頻度で行ったり、ちゃんと乾かさなかったりすると、靴の寿命を縮めてしまいます。
多くても半年に1度程度、そして水洗い後はしっかりクリームなどで保湿をしてあげると、水洗いをしても大きく痛むことがないです。
汚れがひどいときは靴磨き屋さんに持って行こう
上記の手入れでほとんどの汚れは落ちますが、どうしても気になる汚れがある場合や汚れや痛みが特にひどい場合は、靴磨きのお店に持って行くと良いでしょう。
革靴をメインとしていますが、スニーカーを磨いてくれるところも多く、お気に入りのスニーカーが復活する可能性があります。
また汚れや破損がひどくて断られた場合でも、他の店舗で磨いてくれる場合もあるので、どうしてもという場合は、何店舗か見てみると良いでしょう。
人気のスニーカー記事
レザースニーカー好きな方に人気のスニーカー記事をまとめました。
50種類以上のスニーカーを実費で購入して使ってきた経験から、スニーカー情報を配信していますので、ぜひチェックしてみてください。
レザーの質感が良いおすすめスニーカー記事
まとめ
今回は、レザースニーカーの手入れについて紹介しました。
レザースニーカーは、使いこんでいくかっこよさもありますが、あまりに汚れてしまったり、手入れをしていない状態であったりすると、ボロく見えてしまいます。
しっかり手入れした上での味は非常にかっこいいので、ぜひレザースニーカーを手入れをして長く綺麗に使ってあげてくださいね。