1984年に誕生した『ナイキ エアジョーダン』は、NBAのレジェンド・マイケルジョーダンの名を冠したスニーカーブランドとして、世界中で圧倒的な人気を誇ります。
NBAとの因縁のエピソードや、日本では『スラムダンク』との深い関わりもあり、スニーカーファンのみならず幅広い層に愛されてきました。
本記事では、数あるエアジョーダンのモデルの中から特に人気の高い7足をランキング形式でご紹介します。
ナイキ エアジョーダン人気ランキング一覧
| 順位 | モデル | 発売年 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | エアジョーダン1 | 1984年 | シリーズの原点。NBA禁止令が逆に爆発的ヒットを生んだ |
| 2位 | エアジョーダン5
| 1990年 | 戦闘機ムスタングをモチーフにしたスピード感あるデザイン |
| 3位 | エアジョーダン6
| 1991年 | MJ初優勝モデル。ポルシェからインスパイアされたデザイン |
| 4位 | エアジョーダン11
| 1995年 | エナメルレザーで革新。スペースジャムにも登場 |
| 5位 | エアジョーダン4
| 1989年 | シリーズの救世主。伝説の「The Shot」着用モデル |
| 6位 | エアジョーダン3
| 1988年 | ジャンプマンロゴ誕生。天才デザイナーとの蜜月期の名作 |
| 7位 | エアジョーダン7
| 1992年 | 五輪金メダル着用モデル。素足感覚のフィット感が特徴 |
ナイキ エアジョーダン人気ランキング7選


さっそく『ナイキ エアジョーダン』の人気ランキングを紹介していきます。
それぞれのモデルの魅力をしっかりと紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
第7位:エアジョーダン7(1992年)




NBAとオリンピック、二冠の栄光を支えたモデル
エアジョーダン7は1992年に発売され、マイケルジョーダンがNBAで優勝し、さらにバルセロナ五輪でドリームチームの一員として金メダルを獲得した際に着用したモデルです。
主な特徴
- ダイナミックフィットシステム搭載:伸縮素材を使ったインナーブーツシステムにより、足とシューズを極限まで一体化。前年発売のランニングシューズ「エアーハルチ」の技術を採用し、圧倒的なフィット感と快適な履き心地を実現
- ビジブルエアの内部化:エアジョーダン6まで採用されていたビジブルエアが内部に取り込まれ、外から見えないすっきりしたデザインに
- ナイキロゴの消失:アッパー部分からナイキロゴが消え、インソールへ移動
- 背番号23がヒールに刻印:全てのカラーモデルに採用(五輪ドリームチームモデルは代表背番号「9」が使用)
- バッグスバニーコラボ:ワーナーブラザーズのキャラクターとのコラボレーションによるポップなカラーリングも展開
ジョーダンラインの独立
エアジョーダン7からはジョーダンラインがナイキのバスケシューズラインから独立し、独自のブランドとして歩み始めます。
第6位:エアジョーダン3(1988年)




ジャンプマンロゴ誕生——シリーズの転換点となった名作
1988年に誕生したエアジョーダン3は、エアマックスの生みの親でもあるティンカー・ハットフィールドが手掛けた傑作です。
当時、これまでのシグネチャーシューズに不満を抱えていたマイケルジョーダンはナイキとの契約更新を渋っていましたが、ティンカー・ハットフィールドのプレゼンと革新的なデザインにたちまち魅了されたといいます。
ジョーダン3はナイキがマイケルジョーダンとの契約を継続するうえでの決定打となった、まさに伝説の一足です。
主な特徴
- ジャンプマンロゴの初採用:今ではお馴染みの「ジャンプマン」のロゴが採用されたのは、実はこのモデルからでした
- セメント柄(エレファント柄):”セメント柄”、あるいは”エレファント柄”と呼ばれ親しまれているデザインは、今なお色褪せません
- ビジブルエアの採用:透明の窓によってエアを可視化したビジブルエアを搭載し、デザイン面でも機能面でも当時の最先端を誇るシューズになりました
- ナイキのスウッシュロゴが消失:アッパーからスウッシュロゴが取り除かれ、ジャンプマンロゴへと置き換えられました
伝説の1988年ダンクコンテスト
マイケルジョーダンはこのシューズを履いて、1988年のダンクコンテストで逆転勝利。フリースローラインからジャンプしてボールを叩き込む映像は、まさにジャンプマンそのものでした。
第5位:エアジョーダン4(1989年)




シリーズの救世主——「The Shot」を生んだ歴史的一足
エアジョーダン4は1989年に発売。エアジョーダン2・3でシリーズの熱が高まっていたところに登場し、シリーズ全体の認知度をさらに浸透させた、立役者のような存在と言われています。
エアジョーダン2・3は比較的玄人好みのデザインでもあり、ナイキが目指すセールスを記録できずに伸び悩んでいました。そこで背水の陣で挑んだ第4作目は、前作に引き続きティンカー・ハットフィールドの手により、大胆なモデルチェンジを敢行します。
主な特徴
- メッシュパネルとプラスチックパーツの採用:アッパーには通気性をアップさせるためにバスケットゴールをイメージしたメッシュパネルを使用。さらにヒールプロテクターもバスケットゴール型に仕上げました
- デュラバックの初採用:デュラバックと呼ばれる人工皮革をシリーズで初めて採用し、フィット感・ホールド性を向上させました
- “Flight”ロゴの刻印:最大の特徴はシュータンラベルや箱に”Flight”のロゴが入れられている点で、このロゴはエアジョーダン4のみの仕様となりました
- ビジブルエアを継続搭載:前作エアジョーダン3に引き続きヒールにビジブルエアを装備
- シュータン裏の逆さロゴ:シュータン裏のエアジョーダンの文字が逆さになっており、これは当時黒人の間でシュータンを裏返して履くスタイルが流行っていたためと言われています
伝説の「The Shot」
エアジョーダン4を履いた1988〜89シーズンのジョーダンは、3年連続の得点王に輝くとともに、初の最優秀ディフェンス賞も獲得。
プレーオフ最終第5戦のキャバリアーズ戦では残り3秒で逆転の劇的なブザービートを決め、いまだに語り継がれるこのシュートは”The Shot“と呼ばれています。
また、マイケルジョーダンの大ファンである映画監督のスパイク・リーは、自身が制作した映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年公開)でエアジョーダン4を登場させています。
エアジョーダン4がいかにブラックカルチャーと深く結びついていたかを示すエピソードです。
オリジナルカラー4色
AJ4のオリジナルカラーは、Bred(ブレッド)、Fire Red(ファイヤーレッド)、White Cement(ホワイトセメント)、Military Blue(ミリタリーブルー)の4色で発売されました。
第4位:エアジョーダン11(1995年)




フォーマルとスポーツを融合させた革命的デザイン
1995年秋に発売されたエアジョーダン11は、エアマックス95とともに日本のスニーカーブームを加熱させた一足です。
このシューズを着用したシカゴブルズは、当時のシーズン最多勝記録「72勝10敗」を達成し、史上最強と称されました。
主な特徴
- エナメルレザー+ナイロンメッシュ:それまでバスケシューズの主流だったレザー素材に、黒のエナメルレザーと白のナイロンメッシュを組み合わせた革新的なデザイン
- クリアラバーソール:ソール全体をクリアラバーにした当時としては斬新なデザイン
- 太めのシューレース:しっかりとした存在感のある太いシューレースが特徴
- **「フォーマルな場でも履けるシューズを」**というマイケルジョーダンの要望から生まれたデザイン
NBA罰則と背番号の変遷
発表当初、黒を基調としたカラーリングがチームのレギュレーションに違反し罰金対象に。ナイキはマイケルジョーダンに黒ベース+青の差し色モデルを提供しました。このモデルは映画『スペースジャム』での着用が予定されていた特別なものでした。
また、ブルズ優勝時着用モデルのヒールには、ジョーダンが復帰直後に着けていた**背番号「45」**が刻まれており、市販モデルでは後に「23」へ変更されています。
2011年12月のレトロコンコルド復刻時には、アメリカ各地のショップに購入希望者が殺到し、騒動が起きるほどの人気を集めました。
第3位:エアジョーダン6(1991年)




マイケルジョーダン初優勝の証
エアジョーダン6は1991年に発売。マイケルジョーダンがNBAで初めて優勝した際に着用したモデルであり、その歴史的な意義から発売当初よりプレミアム価格で取引されるほどの人気を誇りました。
日本では漫画『スラムダンク』の主人公・桜木花道が最初に履いたシューズとして知られており、このモデルの頃からエアジョーダンシリーズは日本でも徐々にブームの兆しを見せ始めました。
主な特徴
- スケルトンフレーム採用:つま先の補強部分を廃止し、アッパーをスケルトンフレームが包む極力シンプルなデザイン
- 「素足に近い感覚」を追求:マイケルジョーダンのリクエストにより、余計な装飾を可能な限り排除
- アクセントカラーと同色のシューレースストッパー
- ヒールにナイキロゴ刻印:オリジナルはナイキロゴ、復刻レトロモデルはジャンプマンロゴへ変更
- デザインのインスピレーションはマイケルの愛車「ポルシェ991」
デザイナーのティンカー・ハットフィールドとマイケルジョーダンが入念な打ち合わせを重ねて作り上げたこのモデルは、全米で大ヒット。さらに映画『バットマン リターンズ』(1992年)でバットマンが着用するブーツのデザインの元にもなりました。
第2位:エアジョーダン5(1990年)




戦闘機ムスタングに着想を得たスピード感あふれる名作
1990年に発売されたエアジョーダン5は、日本では漫画『スラムダンク』のメインキャラクター・流川楓のバッシュとして広く知られています。
デザイナーのティンカー・ハットフィールドが、マイケルジョーダンのプレースタイルを体現するため第二次世界大戦の戦闘機「P-51ムスタング」からインスピレーションを受けたデザインです。
また、前作エアジョーダン4がストリートで人気を集めたことを背景に、ブラックカルチャーをより意識したデザインが施されています。
主な特徴
- 戦闘機のノーズアート風のつま先:遊び心あふれるデザイン
- ギザギザライン:サメの歯をイメージ
- クリアラバーメッシュ:アッパー横側に搭載
- 背番号「23」の刻印:このモデルからエアジョーダンシリーズに採用開始
- 反射素材をタン(舌革)の裏側に採用:暗所で光るデザイン(当時、タンを裏返して履くスタイルが流行していたことを反映)
- ジャンプマンロゴの初採用:アウトソールにもジャンプマンのシルエットが入ったのはこのモデルから
機能性とデザインの両面を徹底的に追求したエアジョーダン5は、やや人気が落ち着いていたエアジョーダンシリーズを復活させた名作と評価されています。
このシューズを履いたジョーダンは、1989〜90シーズンで得点王とスティール王の二冠を達成しました。
第1位:エアジョーダン1(1984年)




すべての始まり。語り継がれる伝説のモデル
エアジョーダン人気ランキングの頂点に立つのは、シリーズの原点であるエアジョーダン1です。1984年10月15日に発売されたこのモデルがなければ、現在のエアジョーダンブランドは存在しなかったといっても過言ではありません。
ブランド誕生の背景
当時アディダス好きだったマイケルジョーダンとの契約交渉は難航しましたが、ナイキはジョーダン専用のオリジナルブランドシューズを開発するという異例の提案で契約を成立させました。
完成したエアジョーダン1は、ジョーダンが所属するシカゴブルズのチームカラーで彩られています。
NBAが禁止したシューズが、爆発的ヒットに
当時NBAにはシューズの面積の80%以上を白にしなければならない規定があり、エアジョーダン1は着用のたびに罰金が発生。
しかしナイキはその罰金を代わりに支払い、「NBAは禁止したが、誰もが履くことはできる」というメッセージで宣伝。これが爆発的なヒットにつながりました。
主な特徴
- シカゴブルズカラー(ブレッド):黒×赤のカラーリングは「ブレッド」と呼ばれ、現在も根強い人気を誇る
- ヒールのウィングロゴ:エアジョーダン1を象徴するアイコニックなデザイン
- 優れた耐久性と衝撃吸収力:バスケットボールだけでなく、スケートボードファンにも愛用される
- ストリートファッションとの融合:スケートボードカルチャーと結びつき、ファッションアイコンとしての地位を確立
日本での人気
日本では『スラムダンク』の主人公・桜木花道が2足目に着用したシューズとして知られています。
人気カラーは数年に一度復刻モデルが発売され、抽選や行列が当たり前の入手困難なスニーカーとして、今なお熱狂的なファンを持ちます。
2016年には、ブレッドカラーを奪われた少年を描いた映画『Kicks(キック)』が制作されるほど、スニーカーマニアの間での象徴的な存在となっています。
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まとめ
エアジョーダンは単なるスニーカーではなく、マイケルジョーダンの競技人生やポップカルチャーと深く結びついた文化的アイコンです。各モデルの誕生背景やデザインへのこだわりを知ると、一足一足がより特別なものに感じられます。
あなたのお気に入りのエアジョーダンはどのモデルですか?
| 順位 | モデル | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | エアジョーダン1
| NBA禁止令から生まれた伝説。ブレッドカラーは永遠の定番 |
| 2位 | エアジョーダン5
| 戦闘機×ブラックカルチャー。流川楓のバッシュとして日本でも人気 |
| 3位 | エアジョーダン6
| MJ初優勝モデル。桜木花道の最初のシューズ |
| 4位 | エアジョーダン11
| エナメルレザーの革命。スペースジャムの象徴 |
| 5位 | エアジョーダン4
| 「The Shot」着用モデル。シリーズを救った救世主 |
| 6位 | エアジョーダン3
| ジャンプマンロゴ誕生の記念碑的一足 |
| 7位 | エアジョーダン7
| 五輪金メダルモデル。ジョーダンライン独立の転換点 |


















