雨の日に靴が濡れてしまった、洗った靴が翌朝までに乾かない…そんな経験は誰でも一度はあるはずです。
「早く乾かしたいのに、どうすればいいかわからない」「ドライヤーを使って靴が傷まないか不安」という方のために、本記事では靴を早く乾かす方法を7つ、わかりやすく解説します。
それぞれの方法の効果・リスク・手順を比較表つきで紹介し、素材別の注意点やNG行為もまとめています。
これを読めば、今日からすぐに実践できる「靴を早くダメージなく乾かせる簡単な裏技」が見つかります。
Contents
乾かす前にまずやること|2つの下準備

どの乾燥方法を選ぶにしても、まず以下の2ステップを行うことで乾燥速度が大幅にアップします。
下準備① 中敷き(インソール)と靴紐を取り外す
靴の内部は空気が通りにくく、乾きにくい部分です。
インソールと靴紐を外すことで通気面積が広がり、乾燥効率が一気に高まります。
外したインソール・靴紐はそれぞれ別に乾かしましょう。
下準備② タオルで水分をできるだけ拭き取る
乾いたタオルで靴の表面・内側の水分を押し当てるように拭き取ります。
この一手間だけで乾燥時間が30〜50%短縮できます。
ゴシゴシこすると素材を傷めるため、「押し当てて吸わせる」のがポイントです。
靴を早く乾かす方法7選

ここから、靴を早く乾かす方法について紹介していきます。
目的や効果に合わせ7個紹介していきますので、ご自身に合った方法を試してみてください。
方法① 新聞紙を詰める(最も簡単な裏技)
道具なしで今すぐできる、最もポピュラーな乾燥方法です。新聞紙を使った方法は乾燥効果が高く確認されています。
【手順】
- 新聞紙を丸めて靴の中に詰める(パンパンになるくらいしっかりと)
- 靴の外側にも新聞紙を巻きつけると吸水力がさらにアップ
- 30分〜1時間で新聞紙を取り替える(湿ってきたら交換のサイン)
- 風通しの良い日陰に置く
💡ポイント:新聞紙は多いほど吸水量が増えます。2〜3回交換することで翌朝までに乾く場合がほとんどです。
⚠️注意点:新聞紙のインクが薄い色の靴に移ることがあります。白いタオルを内側に先に敷いてから詰めると安心です。
方法② ドライヤーの冷風を当てる(速乾の裏技)
「ドライヤーで乾かす」と聞くと「靴が傷むのでは?」と思う方も多いですが、冷風(送風モード)であれば問題ありません。
熱風は厳禁ですが、冷風ドライヤーは新聞紙と並んで最も速く乾かせる方法の一つです。
【手順】
- ドライヤーを「冷風」または「送風」モードに設定する
- 靴から10〜15cm程度離して風を当てる
- 靴の内側・外側・ソール全体に均一に当てる
- 1回あたり10〜15分を目安にし、休憩を挟みながら繰り返す
💡ポイント:靴の中に向けてノズルを差し込むように風を送ると内部が素早く乾きます。
⚠️注意点:温風・熱風は絶対に使用しないでください。素材の変形・接着剤の劣化・縮みの原因になります。
方法③ 扇風機・サーキュレーターの前に置く(放置するだけ)
手間をかけずに乾かしたい方に最適な方法です。扇風機やサーキュレーターの前に靴を置くだけで、自然乾燥より大幅に速く乾かせます。
夜寝る前にセットしておけば翌朝には乾いているケースがほとんどです。
【手順】
- 扇風機またはサーキュレーターを中〜強風に設定する
- 靴の開口部(つま先側)を風が当たる向きに置く
- 靴の中に新聞紙を詰めると相乗効果で乾燥が加速する
- 1〜3時間後に状態を確認する
💡ポイント:かかとを下にして立てかけるよりも、つま先側を開口部に向けた方が内部に風が入りやすいです。
💡サーキュレーターは扇風機より風量・指向性が高く、より効果的に乾かせます。
方法④ カイロ+新聞紙の組み合わせ(冬の裏技)
寒い季節にドライヤーが使えない・使いたくないときに役立つ方法です。
使い捨てカイロの熱と新聞紙の吸水力を組み合わせることで、乾燥スピードを高めます。
【手順】
- 使い捨てカイロを振って発熱させる
- 薄いタオルや布でカイロを包む(靴の内側を焦がさないため)
- カイロを靴の中に入れ、周囲に新聞紙を詰める
- さらに靴の外側も新聞紙で包んで保温する
💡ポイント:カイロ1〜2個と新聞紙を組み合わせると乾燥効果が高まります。
⚠️注意:スウェードや合成皮革など熱に弱い素材には不向きです。就寝時に使用する場合は火災・過熱に注意してください。
方法⑤ 乾燥剤・シリカゲルを活用する(完全乾燥の仕上げに)
シリカゲルや市販の乾燥剤は、靴内部の湿気を時間をかけてじっくり吸収します。単体では乾燥スピードが遅いため、他の方法と組み合わせて使うのがおすすめです。
特に「だいたい乾いたけど内部がまだ少し湿っている」という仕上げ段階に最適です。
【手順】
- 市販の靴用乾燥剤・シリカゲルを靴の中に入れる
- 他の乾燥方法(新聞紙・扇風機など)と併用する
- 一晩置けば内部の湿気がしっかり取れる
💡ポイント:繰り返し使えるシリカゲルタイプは電子レンジで乾燥させて再使用できます。
💡靴箱の中に常備しておくと、使用後の靴のジメジメ予防にも効果的です。
方法⑥ 靴専用乾燥機を使う(最速・最確実)
市販の「靴専用乾燥機」または「布団乾燥機のシューズアタッチメント」を使う方法で、乾燥スピードは全方法中トップクラスです。
1〜3時間ほどで完全乾燥できるものが多く、梅雨の時期に靴が濡れる機会が多い方には特におすすめです。
【選び方のポイント】
- 温度設定ができるモデル(低温設定がある)を選ぶ
- タイマー機能付きが安全・便利
- 布団乾燥機に付属のアタッチメントでも代用可能
💡ポイント:低温設定(40℃程度)であれば革靴・スニーカーともに対応できます。
⚠️注意:高温設定のまま長時間使用すると革靴のひび割れや接着剤の剥がれが起きる場合があります。
方法⑦ 重曹を使う(消臭と乾燥を同時に)
重曹(ベーキングソーダ)は吸湿性と消臭効果を兼ね備えた万能アイテムです。濡れた靴の乾燥とともに、湿気による嫌な臭いを同時に抑えられます。
乾燥スピード単体では新聞紙やドライヤーに劣りますが、臭い対策も兼ねて行いたい場合に特に有効です。
【手順】
- 重曹を布や薄い靴下などの袋に入れる(直接入れると掃除が大変)
- 重曹袋を靴の中に入れて一晩置く
- 翌朝取り出してブラシや布で内部を軽く拭く
💡ポイント:市販の「靴用消臭・除湿シート」にも同様の効果があります。
💡扇風機やドライヤー冷風と組み合わせると乾燥効果がさらにアップします。
7つの方法を徹底比較|速さ・安全性・コストで比べる
以下の表で各方法を一目で比較できます。靴の状況や手元にある道具に合わせて最適な方法を選んでください。
| 方法 | 乾燥速度 | 靴へのリスク | メリット | デメリット |
| 新聞紙を詰める | ◎ とても高い | ✅ 低(室温で可) | 道具不要・どこでも | 交換の手間・インクが移ることも |
| ドライヤー(冷風) | ◎ とても高い | ✅ 低(熱を使わない) | 素早く乾燥可能 | 冷風限定・電源が必要 |
| 扇風機・サーキュレーター | ○ 高い | ✅ 低 | 放置でOK・楽 | 騒音・電源が必要 |
| カイロ+新聞紙 | ○ 高い | △ 中(熱を使う) | 市販品で手軽 | 素材によっては注意 |
| 乾燥剤・シリカゲル | ○ 中〜高い | ✅ 低 | 繰り返し使える | 単体では時間がかかる |
| 靴乾燥機(専用機) | ◎ 最速 | △ 中(電熱あり) | 放置でOK・確実 | コストがかかる |
| 直射日光(自然乾燥) | △ やや低 | ✅ 低 | コスト0円 | 素材が傷む・変色の恐れ |
| ドライヤー(温風) | ◎ 高い | ⚠️ 高(素材を傷める) | すぐ乾く | 変形・縮み・劣化の恐れあり |
🏆状況別おすすめ方法
今すぐ乾かしたい
→ドライヤー冷風+新聞紙の組み合わせ
夜寝る前にセットしたい
→扇風機・サーキュレーター+新聞紙
道具なしで乾かしたい
→新聞紙を詰めるだけ
冬場・ドライヤーなし
→カイロ+新聞紙
臭いも同時に取りたい
→重曹+扇風機
確実・最速で乾かしたい
→靴専用乾燥機
絶対にやってはいけないNG乾燥方法

靴を早く乾かしたい気持ちはよくわかりますが、以下の方法は靴を傷める原因になります。特に高価な革靴やスニーカーには注意が必要です。
🚫NG① ドライヤーの温風(熱風)を当てる
靴の素材(特に革・合成皮革・EVAソール)は熱に弱く、変形・縮み・接着剤の剥がれが起きます。
冷風は問題ありませんが、温風は靴への熱ダメージが大きいため避けてください。
🚫NG② 直射日光に当てる
スニーカーのアッパーの変色・革靴のひび割れ・スウェードの毛並み劣化を引き起こします。
乾燥はかならず日陰(屋内)で行いましょう。
🚫NG③ 暖房の温風の前に近づけすぎる
エアコンやファンヒーターの温風を近距離で当てることは、ドライヤー温風と同様にNGです。
暖房の前に置く場合は、十分距離を取って(1m以上)間接的に温めるにとどめましょう。
🚫NG④ 乾燥機(洗濯機の乾燥機)に入れる
高熱・回転による衝撃で靴の形が崩れ、素材も大きくダメージを受けます。
メーカーも乾燥機の使用は推奨していません。
素材別|靴の乾かし方の注意点

靴の素材によって、適した乾燥方法と避けるべき方法が変わります。大切な靴を傷めないためにも、素材ごとの注意点を事前に確認しておきましょう。
| 素材 | おすすめの乾燥方法 | 避けるべき方法 |
| スニーカー(布・メッシュ) | 新聞紙・冷風ドライヤー・扇風機 | 直射日光(変色)・温風(接着剤劣化) |
| レザー(革靴) | 新聞紙・シューキーパー・自然乾燥 | 直射日光(ひび割れ)・ドライヤー全般(変形) |
| スウェード・ヌバック | 新聞紙・乾燥剤・陰干し | 水洗い後の直射日光・ドライヤー(毛並み崩れ) |
| 合成皮革(フェイクレザー) | 冷風ドライヤー・扇風機 | 温風・直射日光(剥がれ・変形) |
| ゴム底・EVAソール | 冷風ドライヤー・自然乾燥 | 高熱(変形・加水分解促進) |
乾燥をさらに速くするプラスαのコツ

- インソールを外す:靴の中の通気性が格段に上がり、乾燥時間が20〜30%短縮できます。インソールは別置きで乾かしましょう
- 靴紐も外す:靴紐が付いたままだと靴首部分に風が当たりにくく、そこだけ乾きにくくなります
- かかとを上に向けて立てかける:水分が自然に下(つま先方向)に流れ、内部から水が抜けやすくなります
- 複数の方法を組み合わせる:新聞紙+扇風機、ドライヤー冷風+乾燥剤など、組み合わせることで単体使用より大幅に速く乾かせます
- 新聞紙は早めに交換する:新聞紙が湿ってきたらすぐ交換がポイント。30〜60分おきに確認し、2〜3回交換すると効果的です
- 靴の中に空気を送り込む:扇風機やドライヤーのノズルを靴の中に向けて差し込むことで、内部の湿気を効率よく追い出せます
濡れた靴の臭い対策|乾燥後にやっておきたいこと

靴が濡れた後は雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いが残ることがあります。乾燥と同時に、以下の臭い対策を行うとすっきりした状態を保てます。
- 重曹を内側に振り入れる:一晩置いてから払い落とすだけで消臭効果が得られます
- 消臭・除湿シートを入れる:靴専用の消臭シートは乾燥後の湿気防止と臭い抑制を同時に行えます
- UV除菌グッズを使う:UV照射タイプの靴乾燥機・消臭機は雑菌を除去して臭いの根本原因に対処できます
- 重曹スプレーを作る:水200mlに重曹小さじ1を溶かしてスプレー容器に入れ、内側に吹きかけて乾燥させると消臭効果があります
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まとめ|靴を早く乾かす方法7選
雨で濡れた靴・洗った後の靴を早く乾かすには、下準備(インソールを外す・タオルで拭く)を行ってから、状況に合った乾燥方法を選ぶことが重要です。
📋靴を早く乾かす方法7選まとめ
- 新聞紙を詰める
→道具不要・今すぐできる定番の裏技 - ドライヤー
→冷風→速乾・「冷風のみ」が絶対ルール - 扇風機・サーキュレーター
→放置するだけで乾く・夜セットに最適 - カイロ+新聞紙
→冬場・ドライヤーなしのときに有効 - 乾燥剤・シリカゲル
→仕上げの湿気取りに◎ - 靴専用乾燥機
→最速・最確実・繰り返し使える - 重曹
→乾燥+消臭を同時に解決
⚠️やってはいけないNG:温風ドライヤー・直射日光・洗濯機の乾燥機
🔑最速の組み合わせ:タオルで拭く → インソールを外す → 新聞紙 + 扇風機(またはドライヤー冷風)
大切な靴を長く使うためにも、正しい乾燥方法を習慣にしましょう。特に新聞紙+扇風機の組み合わせは、道具のハードルが低く効果も高いためまずこれを試してみることをおすすめします。















