990や996、1500などニューバランスには、様々な人気シリーズがありますが、実際どれがどういいのかなかなか難しいかと思います。
それぞれのモデルで、履き心地や合うファッションも大きく変わってくるので、しっかりチェックすることで、より気に入るものが見つかるでしょう。
今回は、そんなニューバランスの種類や選び方について紹介していきます。
50種類以上のスニーカーを使ってきていて、そしてニューバランスも10種類以上使ってきていますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
ニューバランスの魅力
まずは、ニューバランスのブランドとしての魅力を紹介していきます。
特に大きな魅力は以下の3つでそれぞれ詳しく紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
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矯正靴を作っていた知識から心地よい履き心地を持つ
ニューバランスは、ニュー(新しい)バランスということで、矯正靴を作るメーカーとして誕生しました。
フィット感、クッション性、通気性、すべてにおいて優れているスニーカーが多く、歩いていても、履いているときも、非常に快適に過ごすことができます。
ランニングから長時間歩く際、さらには立ち仕事まで強い味方になってくれるでしょう。
少し可愛らしい印象で親しみやすいファッションになる
ニューバランスのスニーカーは、全体的に少し可愛らしい印象があり、親しみやすいスタイルを作っていくことができます。
合わせやすいながらも、少し可愛らしさを追加してくれるので、人からの印象を良くすることができるでしょう。
決めすぎないおしゃれをしたい方に非常におすすめできる1足です。
スポーツモデルとして実用性が非常に高い
ランニングシューズが元になっているものも多く、非常に高い実用性を誇ります。
足に負担がないのはもちろん、ほどよいスポーティーさで服装にも使いやすく、さらに通気性も高く蒸れにくいので、実用性が非常に高いです。
価格は安くはありませんが、すべてにおいて高水準なので、まず間違いないスニーカーではあるでしょう。
ニューバランスの型番の意味
ニューバランスの型番は、「CM996 GR2」や「U1500UKG」など、数字とローマ字で表されます。
まずはその型番の意味について紹介していきます。
前半のローマ字は性別や生産国などを表す
前半のローマ字は、メンズ、レディース、もしくは生産国などを表します。
- M:男性用(メンズ)
- W:女性用(レディース)
- U:男女兼用(ユニセックス)
- CM:アジア製の安価なモデル
さらにその後続く、ローマ字で以下のように仕様などまでわかります。
基本的にニューバランスはランニングモデルがメインの通常モデルとなりますので、Men’s Runningが男性用の基本モデルとなります。
- MR(Men’s Running):男性用通常モデル
- WR(Women’s Running):女性用通常モデル
- KJ(Kids Jogging):子供用モデル
- MW(Mens’s Walking):男性用ウォーキングモデル
- WW(Women’s Walking):女性用ウォーキングモデル
間の数字は種類を表す
種類については、細かく違いがあるので、後半で紹介しますが、間の数字が種類となり、モデル名として呼ばれることが多いです。
代表的なものだと、574や576などに代表される「500番台」、990や996に代表される「990番台」、1300や1500に代表される「1000番台」があります。
詳しくは後半で紹介していますので、そちらもご確認ください。
後半のローマ字は色や素材や生産国などその他の項目
後半のローマ字には例えばGRでグレーやGでグリーン、Bでブルーなど色、さらにレザー製にはLが入っているなど色や素材が記されます。
またUKでイギリス製など生産国が表される場合もあり、後半のローマ字はその他の項目といったイメージになります。
こちらは、詳しくなりたい場合だけ覚えておくと良いでしょう。
ニューバランスの型番の種類と特徴【選び方】
さっそくニューバランスの種類とその特徴について紹介していきます。
人気モデルから、通な方に好まれるモデルまでニューバランスを隅々まで紹介していくので、しっかり確認していきましょう。
クラシカルなデザインで使いやすい500番台
500番台の特徴
- ゆったりしたデザインでカジュアルと相性抜群
- ML574のシリーズはニューバランスの中でもお求めやすくコスパが良い
- ソールの刻みが深く、不安定な場所でも歩きやすい
横幅に少し余裕があり、ゆったりしたデザインで、カジュアルファッションとの相性が抜群な500番台。
高い性能を誇るオフロードランニングシューズとして人気の『576』、そのDNAを引き継ぎつつもお求めやすくなった『574』の2種類が特に人気です。
・ニューバランスらしいスニーカーが欲しい・ちょっとしたアウトドアにも使う・カジュアルファッションが中心
王道で履き心地も高い990番台
990番台の特徴
- 王道としてニューバランスの中で最も幅広い服装に使える
- パーツが少なくシンプル
ニューバランスと言えばこれと言われることも多い看板モデルである990番台。
1000点満点中990点という意味でつけられたモデル名の通り、フィット感、クッション性、通気性どれも高水準で非常に優秀なスニーカーです。
またシンプルながらも美しいデザインは、服装にさっとなじんでくれつつも、良い存在感を放ってくれるでしょう。
履き心地が良く、幅広い服装に使いやすいので、1足持っておいて間違いないスニーカーです。
・定番でとにかく使いやすいスニーカーが欲しい・きれいめファッションをよくする
高い技術で圧倒的な履き心地を実現したハイエンドモデルの1000番台
1000番台の特徴
- 圧倒的な履き心地
- 高級感のあるデザイン
1000番台の魅力は、なんといっても「圧倒的な履き心地」と「高級感のあるデザイン」です。
フラッグシップモデルと言われる、ニューバランスの独自技術を存分に使ったシリーズとなっていて、履き心地は他のブランドのスニーカーと比べてもかなり高水準です。
特に1500番台は、ロゴも小さくなっていて、大人の男性にぴったりのデザインとなっています。
履き心地が良く、大人が履いてもかっこいい落ち着いたデザインのスニーカーが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
・とにかく履き心地にこだわりたい・立ち仕事など足に負担をかけることが多い・大人の落ち着いたカジュアルファッションをしていきたい
ニューバランスのミッドソールの違い
ニューバランスは、ミッドソールの違いによって履き心地がかなり変わってきます。
それぞれに名前がついていて、覚えておくとより合うものを選びやすくなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
C-CAP(シーキャップ)
EVA素材を圧縮させて作られたミッドソールで、耐久性の向上と軽量化を実現させた『C-CAP(シーキャップ)』。
軽量なのと、ニューバランスの中では加水分解しにくく、扱いやすいミッドソールとなっています。
代表的なモデルだと「M576」や「CM996」に搭載されています。
ENCAP(エンキャップ)
『ENCAP(エンキャップ)』は、衝撃吸収性のあるEVA素材を柔らかいポリウレタン素材で包み込んだ構造になっています。
クッション性、安定性に優れ、ニューバランスの中でも最も多く使われているミッドソールです。
履き心地は抜群に良いのですが、ただ加水分解に弱いため、保管や扱いに少し注意が必要です。
ラルフローレン氏が「雲の上の履き心地」と評した「M1300」にも採用されていて、どの層からも支持が厚いソールとなっています。
ABZORB(アブゾーブ)
クッション性が特に良く、足の着時の衝撃をほぼ100%吸収し、その衝撃を反発に変えてくれると言われている『ABZORB』。
ランニング仕様のニューバランスに多く搭載されていて、長時間歩くなどアクティブな際でも疲れ知らずで過ごすことができます。
他のソールと比べても、特にクッション性が高く、前足部やかかとなどのより圧がかかる部分にだけ採用されることも多い素材です。
「M1700」や「M2002R」などに採用されています。
REVLITE(レブライト)
『REVLITE』は、ニューバランスのミットソールの中でも特に軽いのが特徴です。
とにかく軽いとの、クッション性もほどよくあるので、ずっと履いていても疲れにくいソールとなっています。
加水分解もしにくいので、耐久性、軽さ、クッション性のバランスの良いソールです。
「574 v3」などに採用されているミッドソールです。
ニューバランスの生産国の違い
ニューバランスは、生産国によっても特徴が変わってきます。
主に「アメリカ製」「イギリス製」「その他アジア製」に分かれ、それぞれの特徴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
アメリカ製
アメリカ製のニューバランスは、特に機能性が高く、色んな技術が詰め込まれたモデルが多いです。
ニューバランスの看板モデルである990もアメリカ製で特に性能が高いスニーカーとなっていて、履き心地やカジュアルな雰囲気を求めるのであれば、特におすすめです。
アメリカ製のモデルは、すべて選び抜かれたアメリカの職人が作っていて、ニューバランスらしさと機能性が共存しています。
特に「M990」や「M1500」などが人気です。
イギリス製
上品なデザインで紳士のスニーカーというイメージのイギリス製ニューバランス。
やはりイギリスは、ジョンロブやエドワードグリーン、チャーチなどに代表されるように革靴文化が強く、レザーを採用しているモデルも多いです。
上質な大人のデザインに、ニューバランスの履き心地が合わさり、きれいめスタイルや上品なスニーカーが好きな方には刺さるモデルが多くなっています。
特に「M991」や「M1300」が人気です。
その他アジア製
「CM996」に代表されるその他アジア製のニューバランスは、コストパフォーマンスが高いことが特徴です。
最近では軒並み30,000円を超えてしまうニューバランスですが、アジア製のモデルは10,000円台からあり、手が出しやすいのが特徴です。
本格モデルに比べると履き心地は劣ってしまいますが、それでも十分な履き心地を持つものが多く、エントリーモデルや普段使いにぴったりでしょう。
特に「CM996」や「ML574」が人気です。
ニューバランスが気になっている方におすすめの記事
50種類以上のスニーカー、そしてニューバランスも10種類以上実費で購入して使ってきた経験から、スニーカー情報を配信しています。
特にニューバランスが気になっている方に人気のある記事をまとめましたので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
まとめ
今回は、ニューバランスの種類や選び方について紹介しました。
最後にそれぞれの特徴をまとめたので、こちらも確認してみてください。
種類 | 特徴 |
500番台 | バランスの取れたデザインと、高水準な履き心地で使いやすいエントリーモデル。 |
990番台 | すっきりしたデザインから圧倒的な使いやすさを誇る定番スニーカー! |
1000番台 | 圧倒的な履き心地と、高級感を備えたシリーズ! |
ニューバランスは、様々な種類がありますが、どれも非常に魅力的なスニーカーです。
ぜひ色々見てみて、ぴったりのニューバランスを見つけてくださいね。